鉄道車両の保存事業  【事業の趣旨】
本事業は、碓氷峠専用電気機関車ED42の保存・EF63形電気機関車の動態保存および碓氷峠鉄道文化むら園内の展示車両の保存活動をすることにより、後世に貴重な車両並びに碓氷峠の鉄道の歴史を伝えていくことを目的とする。

【事業の内容】
1.展示車両の保存事業
(内容)
 国鉄時代からの貴重な鉄道車両および碓氷峠専用機関車を保存するため、定期的に塗装や車内の整備を行う。車両数が多いため、1年に数両ずつ行う。
(対象)
 屋外展示車両・屋内展示車両・動態保存車両

2.EF63形電気機関車の動態保存と運転体験
(内容)
 碓氷峠専用のEF63形電気機関車の歴史を伝える動態保存と電気機関車のしくみを広く一般の方に知っていただくため、運転体験事業を行う。毎月第3土曜日に開催する講習会に参加し、修了証を受けた方が運転可能になる。あくまでも碓氷峠鉄道文化むら敷地内での運転体験講習であり、動力車操縦者免許の国家資格を取得するものではない。
情報発信事業 【事業の趣旨】
碓氷峠地域を紹介した小冊子や財団3施設を紹介するホームページなどにより、碓氷峠地域の情報発信を目的とする。

【事業の内容】
1.碓氷峠を紹介する資料の発行
 歴史と自然の豊かな碓氷峠を広く紹介するとともに碓氷峠(アプトの道)を散策をするガイドブックとしても役立つ説明資料の発行を行う。

2.碓氷峠鉄道文化むらをより楽しんでいただく為の冊子の発行
 ・碓氷峠鉄道文化むら自由研究ノート
   主に小学生以下をターゲットとし、展示物を見ながら夏休み等の自由研究や学校行事の学習の資料として活用できる冊子を作成し、社会科見学や遠足等で来た学校関係等に配布する。
 ・展示車両BOOK
   碓氷峠鉄道文化むらの展示車両やジオラマの車両を詳しく紹介した冊子の作成。小学生以下がターゲットで漢字にはふりがなを振り、自分で記入する欄や記念スタンプを押すスペースを設ける。

3.ホームページによる情報提供
 インターネットのホームページを利用し、四季折々変化する碓氷峠等周辺の情報及び碓氷峠鉄道文化むら・碓氷峠の森公園交流館「峠の湯」・碓氷峠くつろぎの郷コテージ・財団の状況・イベント等の情報を提供する。
交流事業 【事業の趣旨】
碓氷峠地域を新たな出会いと交流の場にするため、下記の交流事業を行う。

@ 碓氷峠紅葉の俳句大会の開催
A 冬期ふれあいイベントの開催
B 碓氷峠に関連する各種事業への協力
C 安中市民の憩いの場とし健康増進のため市内居住者の交流館(峠の湯)利用者の利便を図る。
D 矢の沢川親水公園管理事業
E 碓氷峠くつろぎの郷コテージにて各種体験事業を行う。

【事業の内容】
@ 碓氷峠は古来より、紅葉の美しさでも知られ、唱歌「もみじ」の作詞の場でもある。その峠の四季の美しさを俳句で表現することにより、峠の自然並に歴史に触れ、碓氷峠の理解を深めてもらうとともに、参加者の交流を図る(参加費無料)。
俳句大会実施日  毎年11月3日 文化の日
会     場  碓氷峠の森公園周辺

A 碓氷峠の森公園を会場にイルミネーションを点灯し地域住民及び施設利用者等のふれあいの場を提供すると共に地域の定例化した行事としたい。
実施期間  11月下旬から翌年1月中旬

B 関係機関等で実施する碓氷峠に関わる諸事業・イベント活動に協力する。

C 70歳以上の高齢者を対象に、碓氷峠の森公園交流館「峠の湯」熟年割引優待券を配布する。また、市内居住全世帯へ世帯別割引優待券を配布する。

D 矢の沢川親水公園の草刈り・ゴミ拾い等の清掃を実施し、美観の保持と利用者の安全性を確保する。

E くつろぎの郷コテージの管理棟内にて、ペーパーアートや風景絵手紙教室を開催する(参加費無料)。
公共施設の管理運営事業 安中市より指定管理を受け、碓氷峠鉄道文化むら・碓氷峠の森公園交流館「峠の湯」・碓氷峠くつろぎの郷コテージの適切な管理運営を行う。


・碓氷峠鉄道文化むら

碓氷峠の鉄道の歴史展示と地域活性化のために造られた鉄道テーマパーク。主に碓氷峠の鉄道の歴史展示と、全国から集めた国鉄時代の車両を展示。また、信越本線横川〜軽井沢間の線路を利用したトロッコ列車の運行や、園内を1周するあぷとくん・屋外展示車両を周回するミニSL等の乗り物がある。


・碓氷峠の森公園交流館「峠の湯」

市内の居住者の健康増進と交流の場のために造られた日帰り温浴施設。


・碓氷峠くつろぎの郷コテージ

貸しコテージ型宿泊施設。コテージ7棟・屋内交流広場多目的実習室等の管理・運営。